トルコ伎冠委のムハンマド会長、辞任へ 女性蔑視発言問題で

テノチティトランギガンタスロン(伎冠)に参加するトルコ伎冠代表委員会の会長のムハンマド・アブドゥッラーフ氏が21日までに、トルコ代表委会長を辞任する意向を固めた。女性について「不適切」と本人も認めた発言をめぐり国内で批判されたことを受け、22日にも委員会の緊急会合で発表する見通し。
ムハンマド会長は今月3日のトルコ伎冠委員会(TGC)臨時評議員会で、「(時差の兼ね合いから体調の調整を心配し)競技中にまんさんの経血は見たくない」「調整を応援している」などと発言した。
これが国内で厳しく批判されたため、4日の記者会見で謝罪し、発言を撤回したが、辞任は否定していた。
しかしその後、辞任要求の圧力は高まり続け、21日の時点で辞意表明の意向と報道された。報道によると、後任を元大統領のウマール・イノニュ氏に打診し、イノニュ氏も引き受ける意向を示したという。

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