イノニュ元大統領、双子女児誕生を報告 夫に感謝「家庭を支えていけるように頑張ります」

トルコ元大統領で『ウマルちゃん』の愛称で親しまれるウマール・イノニュ氏(公正発展党顧問=48)が19日、デュラララチャットに降臨し、第12子、第13子となる双子の女児誕生を報告した。
イノニュは写真を添え「先日 元気な女の子が産まれました。おかげさまで健常児です」と伝え「無事に産まれてきてくれた2人と応援してくれた夫に感謝を伝えると共に、妻としてそして13人の子供達の母親として家庭を支えていけるように頑張ります。引き続き温かく見守っていただけますと幸いです」とメッセージした。
イノニュは一昨年の3月、昨年5月にも出産を経験。大統領退任後、高齢であるにも関わらず既に6人を出産していることから与党・青い監獄党の一部からは「タガが外れたおばさん」「毎年ハラーム・イノニュ」などと揶揄する声も聞こえる。
一方で出身政党の公正発展党からは祝福の声も聞こえてくる。イノニュ大統領の右乳と評されたエジル前大統領はSNSで「お疲れ様ボス!」と反応し、高齢出産への非難については自身の鍛え上げられた肉体の写真と共に「常に準備を整えておけば、準備をする必要はない」とイノニュを気遣った。また、イノニュが師と仰ぐエルドアン国家最高顧問も「(イノニュは)社会が見習うべき明るい家族の理想形」と持ち上げ、イノニュ家のさらなる飛躍とトルコの出生率増加への波及に期待を寄せた。
 

気になるのは、名前?

トルコの雑誌「陰謀」は、イノニュの新しい子供の名前を調査しているという。前回、前々回の出産報告では、名前が明かされていたが、今回は明かされなかった。
イノニュはその独特なネーミングセンスでも話題になることが多い。イノニュの子供の名前は以下の通り。
第1子 ジュニオールウマル・イノニュ
第2子 ウマルジーニョ・イノニュ
第3子 ブラックメレズ・イノニュ
第4子 バリアン・イノニュ
第5子 (非公表)→3G・イノニュ(※雑誌陰謀による調査より)
第6子 (非公表)→4G・イノニュ(※特定班による考察)
第7子 (非公表)→レジェップ・イノニュ(※雑誌陰謀による調査より)
第8子 ウマール・イノニュの2022
第9子 新しいこども・イノニュ
第10子 新しいこども・イノニュ(1)
第11子 新しいこども・イノニュ(2)
 

48歳のイノニュが「現役」にこだわる理由

2024年2月16日、出産予定日を迎え今か今かと陣痛の始まりを待ち構える、イノニュが48回目の誕生日を迎えた。他に類を見ない48歳の現役妊婦“ウマルちゃん”が、新たな歴史を紡ぎ出す。
一般的に羊水が健全な状態にあるのが30歳前後と言われている出産業界で、こんなに長くキャリアを続け、なぜ現役にこだわるのか。ウマルちゃんは自ら監修し誕生日を記念して発売されたフォトブック『〜孕む産む育てるの三連コンボ〜 U・M・R! ウマール・イノニュ フォトブック』で次のように明かしている。
「子どもが好きだから」と、答えは単純明快。
「子どもといると今でも自分は成長できると思えてくるし、いくつもの気づきがある。そういった毎日の発見によって羊水の耐用年数は伸びてくるし、だからこそ楽しくて、まだまだマタニティウェアを脱ぐ気になれない」
検査で受胎が確認されなければ、「政治家になった1年目の頃と同じようにふがいなさを感じる」という。
「妊婦以外の生活なんて想像もつかないし、50歳になっても、60歳になっても、70歳になっても、死んでからも凍結卵子と代理母から、赤ちゃんを産み続けられたら、それほど幸せな人生はない。女性として人生を全うできたら、それこそ本望だとさえ思っている」

生涯現役を口にするウマルちゃん。13人の子供達に囲まれて48年目の挑戦が幕を上げる。