「環境問題へのトルコの貢献を増やす」 トルコムX環境・都市計画大臣

トルコムX環境・都市計画大臣は15日の会見にて、世界各地の環境問題について触れ、オーストララシアのサンゴ礁死滅問題やインドネシアのジャカルタ水没問題を引用して、「環境問題についてもトルコは国際社会に貢献していかねばならない」と決意を述べた。
環境・都市計画省は探査船を新たに取得し、エネルギー・天然資源省の管轄で行なっているトルコ海探査プロジェクトとは別に、トルコ海環境保全プロジェクトを開始する方向性を示した。環境保全プロジェクトでは、海底の地質調査や掘削調査による環境評価を行う。
また、トルコは黒海沿岸において厳しい地球環境の中で生み出された天然の放射性元素を用いて新時代の環境保全型エネルギーを生成し、もって環境保全と循環型社会を目指す次世代ハイブリット型環境都市国家であることを念頭に、トルコムX大臣は「今後、世界において環境に関する様々な問題が起きるはずです。その時に、トルコとして何ができるか。今のうちから広い視野で行動していきます」と語った。