トルコ、政権交代へ

トルコ史上初のインターネット選挙が行われた今回、投票所となったGlove formには総人口以上の投票があり、選挙管理委員らが公正な投票を精査する作業に3週間余りを要した。

8日、高等選挙管理委員会(YSK)が発表した議席獲得数の集計によると、エジル前大統領が投票を呼びかけた「公正発展党(AKP)」が第一党、アルトゥントップ兄弟が旗揚げした新党「青い監獄党(BLP)」が第二党、大エルドアン主義を掲げる「ともにエルドアン党」が第三党、ナズ・アイデミル氏による「アタテュルク党(ATP)」が第四党、バフチェリによる「民族主義者行動党(MHP)」が第五党となった。

公正発展党は民族主義者行動党を含む既存の政党連合「国民同盟」の合計が過半数に届かず、野党連合による政権交代が確実視されている。