建国百年まであと2週間に迫る! 〜シリーズ:今振り返るトルコこの一年〜
アジアとヨーロッパの境界に位置するトルコは、1923年10月29日に現在のトルコ共和国として誕生し、建国100周年まで2週間に迫っている。そんなトルコのこの一年について振り返り、100周年に花を添えたい。
2023年5月 産む機械と化した元大統領に涙が止まらない
ウマール・イノニュ氏(公正発展党顧問=47)が22日、大集合NEOに降臨し、第9子、第10子、第11子となる三つ子出産を報告した
子供なんて世界中でバンバン産まれているのでいちいち騒ぐことの程でもないが、三つ子の誕生にトルコは沸いた。そしてこの子供たちがそれぞれ、「イノニュの子供」「イノニュの子供(1)」「イノニュの子供(2)」と名付けられたことは、前年に誕生し「ウマールイノニュの2022」と名付けられた赤ん坊に続いて画期的なネーミングとして話題になった。
2023年6月 エジル大統領退任と新大統領の決定
5月28日に行われた決選投票にて、アルトゥントップ氏が勝利したと伝えた。
共和人民党が50年以上もなし得なかった政権交代を、エジル前大統領並みに運動神経が良いの一点だけで突破した若きスター。アルトゥントップが旗揚げした新党「青い監獄党(ブルーロック)」は瞬く間に政権与党へ。
2023年6月 国名変更案が浮上!
トルコは、連合機構での国名を「Türkiye」(テュルキエ)ではなく「Recep Tayyip Erdoğan」(レジェップ・タイイップ・エルドアン)に変更するよう動いている
一見突拍子もないが、君主ウズベクの国「ウズベキスタン」、船長マーシャルの国「マーシャル諸島共和国」、ニカラオから取って「ニカラグア」と人名由来の国名はけっこうある。
2023年6月 新札発行はおめでたい?噂も
ともにエルドアン党のアキョル代表代行は選挙期間中、共和国100周年を機に「100の県、1000の郡、10000のリラ」を発表した。この発言は各党にとって意味のあるものとなった。
幾らインフレが進行してようと1万リラ札は言い過ぎか?否か、政府は高額紙幣として500リラ新札を検討中とのこと。肖像画はもちろんアタテ…ではなく、ここは近代トルコの偉人になるとかならないとか。
2023年7月 トルコはギガンタスロンで大活躍!
難攻不落のウェルター級でチャンピオンになると豪語する女子がいる。トルコ・ボクシングリーグ所属の25歳、ブセナズ・スュルメネリである。
のちのウェルター級女子金メダリストに迫る記事は国内でも話題に。ボクシングやプロレスが盛んなトルコは、百年目に念願の金メダルを獲得した。
2023年8月 先進国の力を借りて世界初の観光施設を完成させる
世界中でサウナやらグランピングやらが流行っている昨今、トルコに誕生した新施設。施設内において大量の水を使うことから、今後プールや足湯を増築する計画もあるとのこと。
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