ダシェフスカ大統領に「ウクライナ領土と主権の一体性」求めるトルコ大統領 国家顧問は訪淫を示唆

トルコのアルトゥントップ大統領が黒海沿岸首脳会議でインテルマリウムのダシェフスカ大統領に対し「ウクライナの取り込みをやめるよう求めた」と明らかにした。
アルトゥントップ大統領:「私はダシェフスカ大統領に対し、西ウクライナの同化政策をやめ、東西ウクライナの統一と解放、旧ウクライナ領内から軍を撤退させ、この世界におけるウクライナ論争を最終的に終わらせるよう求めた」
アルトゥントップ大統領は24日、北キプロスのニガー大統領と共同で会見し、黒海沿岸首脳会議の場でダシェフスカ大統領に「ウクライナを放棄するよう求めた」と明らかにした。
また、ニガー大統領もウクライナの和平について、「ウクライナ領土の一体性と主権を保持することは、黒海沿岸における和平の根幹である」と会見で強調した。

◼️国内では大規模な反インテルマリウムデモ

トルコ・イスタンブールでは約1億万人(主催者発表)が詰めかけた。演説したエルドアン国家顧問は「ウクライナで起きているのは同化政策。インテルマリウムを止められない西側諸国にも責任がある」と強調した。また、訪淫の意思も示した上で、ダシェフスカ氏との会談を検討しているとした。
エルドアン氏は大統領退任後、経済協力を期待して関係改善を進めていたフランスの影響下にあるインテルマリウムへの批判を抑えていた。インテルマリウムを構成する西ウクライナに一定の理解を示していたが、青い監獄党政権下のウクライナ和平運動に影響を受け、反インテルマリウム姿勢を鮮明にした。